プレコンセプションケアを知る

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  男性のからだ

  男性の生殖器は、主に精巣、精管、精嚢、前立腺、陰茎、陰嚢からなっています。受精に必要な精子は精巣で作られ、精管を通って精嚢に運ばれます。そこで精嚢液と混ぜ合わさった精液となり、陰茎から射精されます。
  その他、前立腺は精液の一部を作り精子に栄養を与え、陰嚢は精巣を包み適切な温度を維持する役割があります。

精子について

日ごろの生活の中で、精子の状態を悪化させないために意識できることがあります。

• 過度な禁欲を控える

  射精をしない期間が長いと、精液の白血球数が増加し、精液所見が悪化する可能性があります。精液検査の際は、検査日までの禁欲期間の目安が2～7日と言われています。

• サウナや長時間の入浴を控える

  精子は熱に弱いため、サウナや長時間の入浴等、精巣を高温環境におくような行動はなるべく控えた方が良いと言われています。

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  年齢について

  男性は加齢とともに、勃起・射精機能・精液量・精子の数や運動率・正常形態率が低下します。
  また、35歳頃から精液所見が悪化し、妊娠率の低下や流産のリスクも高まるとの報告もあります。
  なかなか妊娠できない、高齢で子どもを授かりたいと思ったら、自分の体の状態を知るための検査をパートナーとともに受けましょう。